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【いじめと自己肯定感】
そもそも加害者がいなければ、いじめは起きません。
「いじめの加害者を作らない」とは、「誰かをいじめてやりたいという心の状態を作らない」ことです。
いじめをしてしまう子は、心の問題(自己肯定感の低さ、深い悲しみや寂しさ、過剰なストレスなど)をている場合が少なくありません。
暴力など、行動には制限が必要ですが、気持ちはネガティブなものも含めて大切にし、すべて受け止めてあげる必要があります。
気持ちを大切にされた子は心の愛情タンクが満たされ、自分の存在が大切にされるという経験をします。
その積み重ねが「いじめをしたくなる心の状態を作らない」ことにつながります。
また、多少の批判を受けても「自分は自分でOK」(自己肯定感)という軸を作ります。
いじめを減らしていくため、そしてわが子をいじめから守る(加害者にも被害者にもしない)ためにも、自己肯定感をしっかりはぐくむことが、とても大切なのです。
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